おいもの日記

目に止まったなら見ろや!!!(どうか見て下さい)

恋する寄生虫

 

数ヶ月前だが、三秋縋の「恋する寄生虫」を読んだ。

 

ブログに感想を書こう書こうと四六時中思っていたが遠回しにしてしまっていた。

 

次の作品「夢が覚めるまで」を読むために、ブログを書いとかないと集中出来なさそうなので一応書きます。

 

(ぼくなつの間に投稿するのちょっと抵抗感ある。見た目的に。)

 

 

 

この話は極度の潔癖症をもつ青年と不登校の少女が恋に落ちて行く話。

 

2人に共通するのはどちらも社会に適合出来ないところ。

 

あとは寄生虫に寄生されているところ。

 

本来交わるはずのない2人だが偶然なのか必然なのか関係を持つようになる。

 

次第に惹かれ合うようになるが、これが純粋に恋に落ちたのか、"寄生虫"によるものなのか。

 

ざっくりをさらにざっくり説明するとこんな感じ。

 

とにかく専門用語が多くて、人によっては読み進めるのが大変かもしれない。

 

面白いことに人と虫は身近な所からよく関係している。

例えば日本の言葉では

 

虫唾が走る

 

悪い虫の知らせ

 

腹の虫がおさまらない

 

虫の居所が悪い

 

弱虫

 

苦虫を噛み潰したよう

 

などなど、パッと思いつくだけでこんなにある。

 

 

 

 

(嘘です。長考しました)

 

 

でもこれだけ人間と虫に関係する言葉があるのってなんか面白い。

もっともっとあるだろうし。

 

 

 

この物語のイメージとなっているのがフタゴムシという寄生虫

 

名前くらい聞いたことがあるかもしれない。

 

2体の寄生虫が出会うと合体し一生離れない。

 

この物語の肝もそこになっていて、新種の寄生虫なのだがお互いに引き寄せ合う。

 

尚且つ、この新種は人間の思考や感情を奪う。

 

つまり、主人公の2人の恋愛感情は偽りのもので、実は寄生虫の恋愛ラブストーリーの可能性も出てくるのだ。

 

まあ、さすがにそれはないわな。

 

逆に寄生虫のラブストーリー描いてたらたいしたもんだ(何目線)

 

そうなると、今までの作品のような後半での大どんでん返しは期待できないかなって考えちゃうよね。

 

本当にどんでん返しがないかは読んでからのお楽しみだけど。

 

 

 

これから「恋する寄生虫」を読むつもりの人、現在進行形で読んでいる人、是非2回読んで欲しい。

 

感じ方が変わってくるから。

 

是非是非!みなさん買ってください!

 

 

 

ネタバレしないように書いていたら当たり障りのない内容になっちゃった。。。

 

 

 

 

三秋さん!見てる〜?

 

いつでも本の帯書きますので、連絡待ってます。(お金は要相談)