「夢が覚めるまで」
三秋縋の「夢が覚めるまで」を読んだ。
読みたいと思って3ヶ月が経ったタイミングでようやく本に手を伸ばした。
題材はよくある話。
「世界を取るか、彼女を取るか」
彼女を取るんだろうなって予想つくけど、それまでの過程やその後の話でどれだけ惹きつけるかだと思う。
当たり前のように世界を取る話があっても面白そうだけど。
誰か書いてくれないかな。
話の軸となる人物は男女2人。
前半と後半でそれぞれの視点で物語が描かれている。
このタイプの小説めっちゃ好き。
あらすじはというと、、
主人公は外出するのは週3回くらいのバイトのみで、引きこもりの大学4年生のソウタ。
ある夜、帰り道に少女を見つける。
唐突に家に泊めてくれと頼まれて、泊めることになる。
しかも1ヶ月以上
犯罪である。
少女はユキといい、どうやらソウタの事を以前から知っているようだった。
ソウタは少女を覚えてないが。
どういった理由なのか。
ソウタの記憶は故意に失われた?
ユキの正体とは一体?
ユキのバックで動いている国家権力とは。
混じ合うはずのない2人の間に隠された真実とは?
人間はどれだけ絶望を味わっても、時が経てば都合良く、その感情を忘れることができる。
だからこそ、生きていけるのだ。
忘れる事が出来なければ自殺者が増えるだけ。
「覚えてますか?」に込められた想い。
ユキの救難信号に気づくことはできるのか。
正体を知ったソウタがとる選択肢とは。
悲しい運命を背負った少女とのファンタジー(恋愛?)小説。
ここにあり。
どちらをとるべきかなんて、、誰にでもわかる、、
だけど、、もう少し、、
夢が覚めるまで、、、
是非書店で見つけたら手に取って、、、
取れませ〜〜〜ん!!!
限定発売だからもうないよ
残念でした〜〜〜!!!
これで全部台無しやな