三日間の幸福を読みました。
『人間の命』は、実際の金額にすると、いくらくらいのものだと思っていますか?
人生に悲観していた主人公が寿命30年を30万で売ってしまう話。
流石に1年1万は安すぎると思ったが、自分が同じ立場だったら売ってしまいそう。
まず読み始めて気になったのが題名が三日間の幸福なのに、30年を売って寿命残り3ヶ月の話から始まったところ。
すぐに先が気になって夢中になった。
死期が近くなるまで売ると自棄にならないよう、自分以外には見えない監視員が常にそばにいなくてはならないそうで、ミヤギという女の監視員がつくことになる。
主人公は残り3ヶ月でやりたい事をリスト化し実行していくが、ことごとく悪い方へ向かっていく。
さすが1年1万円の人生。
仲の悪い2人だったが段々と距離が近くなる2人のやり取りはキュンキュンしました。
ミヤギ萌えです。
悲観的になっていると、周りの物事や他人まで冷たく残酷に感じてしまうが、心境の変化で世界は美しく感じられるよみたいな哲学的な事を伝えたいのかなと思った。
そして最後のタイトルの伏線回収するところでは涙腺崩壊。
さすが泣ける小説ベストセラー。
ブワァーと涙が
でなかった。
その事が悲しい。
いつから涙が出なくなったんだ。
隣にミヤギがいればな。。。
ちょっと寿命売ってきます🏃♂️
待ってろよミヤギ!